14時より第2回入札制度調査特別委員会が開催されました。
6月議会において、設置動議され賛成多数により委員会設置。
私も、微力ながら委員としてこの議論に加わらせて頂くことになりました。

私たち公明党としては、一般競争入札の拡大に対しては「賛成」の立場であります。
更なる公正・公平・透明性を高めるために絶えず制度の検討が必要であり、審議されるよう強く希望するものから、特別委員会の設置に賛成をいたしました。
特別委員会の定員は15名。
設置に反対した方は、原則委員会のメンバーにはなれません。
賛成会派ごとにドント方式で委員選出がされました。
人数の多い会派から一番多くの委員を選出できるという方式です。
今回は「条件付一般競争入札全面移行を求める決議案」を出した親政の会(7人)から4人、
つくば市民政策研究会(6人)から3人、
つくばクラブ(5人)から3人、
公明党(4人)から2人、
民主党(2人)から1人、
ひとり会派のネクストつくばから1人、活力ある日本を創る市民会議から1人

反対したのは、共産党、市民ネットワーク。
退席して、意思表明をしなかったのは、愛してるつくば。

そして、今回「条件付一般競争入札全面移行を求める決議案」にも、公明党は賛成いたしました。
この件については、3月議会にも提出されていましたが、あまりにも内容が不十分で乱暴な提出のされ方であったため、賛同できるものではありませんでした。一般競争入札全面移行する際に懸念される
(1)過度な競争
(2)品質低下
(3)現場で働くすべての労働者への配慮
などの対応が不十分でありました。
しかし、6月議会に提出された決議案においてはそのあたりの懸念事項への対応策が明記されており、賛成するに値するものと判断した次第です。
特に、
*低価格入札
*ダンピング入札
*電子入札
*公契約条例  など。

採決された決議案を元に、議論が深まり、つくば市における入札事情が改善されることを願うものです。

さて、本日の委員会においては、
行政改革担当理事により21年9月にまとめられた報告書
「つくば市における入札・契約(建設工事)の現状と改善の方向」
を元に、つくば市の一般競争入札の現状について担当課(総務部契約検査課)より説明と、質疑応答がありました。17時閉会。