
今日は一日、公明党女性局の政府予算案の説明会に参加させていただきました。
ひととおり、全省庁からのポイント説明がありましたが、中でも、気になったことを書き留めておきます。
一つは、「男女共同参画社会の実現を目指して」という冊子の掲載統計資料の中
?政策・方針決定過程への女性の参画をめぐる状況⇒
政府資料
「長寿」「教育」「所得」の水準により人間開発の達成度では179カ国中8位であるにもかかわらず、政治や経済活動への女性の参画を示すジェンダー・エンパワーメント指数では何と世界108カ国中58番目と大きく落ち込んでいます。
各分野における「指導的地位」に女性が占める割合を見ても、水準はかなり低いことに驚きました。
それともう一つは環境省で22年度から行う
子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)⇒エコチルHP
胎児期から小児期にかけての化学物質暴露が、子どもの健康に大きな影響を与えているのではないかとのことから、世界では先行してコーホート研究として実施しているところもあります。
オーストラリア1万人対象
イギリス1.5万人対象
中国25万人対象
ノルウェー10万人対象
アメリカ10万人対象予定
ここに日本が10万人の親子の追跡調査を行います。16年間かけての調査です。
期待される効果としては
1)小児の健康に影響を与える環境要因の解明
2)小児の脆弱性を考慮したリスク管理体制の構築
3)次世代の子どもが健やかに育つ環境の実現
4)国際競争と国益
であるようです。
なんとか、調査が進むよう願います。